レディスサポートブック2022 メーカーイチオシ!バイクセレクション

Husqvarna Motorcycles Svartpilen 401

ハスクバーナモーターサイクルズ スヴァルトピレン401(2022年モデル)

小柄ながら個性的なスタイリングが圧倒的な存在感を放つ

ハスクバーナ・モーターサイクルズは2種類のネイキッドモデルをラインナップしていて、スウェーデン語で白い矢を意味するヴィットピレン(Vitpilen)がカフェレーサータイプ、そして黒い矢を意味するスヴァルトピレンがスクランブラータイプとなります。

 

ハスクバーナモーターサイクルズ スヴァルトピレン401(2022年モデル)

Husqvarna Motorcycles広報さんのオススメポイント

  • MY2022にてグラフィックを一新、ブランドの起源であるスウェーデンの伝統から得た現代的センスとクラシックなデザインの融合がより進化しました。
  • コンパクトな単気筒エンジンとトレリスフレームによりスリムで、半乾燥重量も約152㎏と軽量なので、女性のライダーでもラクに取りまわしができます。
  • バイブレ製ブレーキ、アジャスタブルサスペンションやイージーシフトなど装備が充実、シート高25㎜減のローダウンキット(オプション)もオススメです。

Husqvarna Motorcycles Svartpilen 401のスタイリング

 

定評のあるパーツによる機能美にあふれる

ハスクバーナ・モーターサイクルズは、長い間オフロードモデルのみを製造していたため、ロードモデルにしか興味のないライダーにとってはなじみのないメーカーかもしれません。そこで簡単にメーカーの歩みを紹介しましょう。産声を上げたのは1689年のスウェーデンで、当時は兵器を製造していました。メーカーのロゴマークにその名残があって、銃の照準を合わせる部分をかたどっているのです。その後ミシンやキッチン用品などの製造も手がけ、バイクを作るようになったのは、1903年のことです。それ以降、買収などによりイタリアで生産さるようになったりしたこともありますが、途絶えることなくバイクを作り続けています。ちなみに現在は、KTM、GASGASと同じく、オーストリアのピエラ・モビリティーAGの傘下に入っています。

 

そんなハスクバーナ・モーターサイクルズが、2015年のミラノショー(EICMA)で発表したコンセプトモデル・ヴィットピレン701が、その斬新なデザインから注目を集めました。そして、3年後の2018年にコンセプトモデルをブラッシュアップしたヴィットピレン701の市販モデルが発売となり、続いてここで紹介するスヴァルトピレン401が発売されたのです。

 

ガソリンタンク上面からシート後端までほぼ一直線なところは、ちょっと時代の先を行く、近未来的な雰囲気を放っています。そのタンクとサイドカバーが一体となり、タンクサイドが隆起したかのようなデザインは直線的なラインが多用されて、都会的な洗練された印象を受けます。そこにビンテージテイストの強いワイヤースポークタイプのホイールとブロックパターンのタイヤというワイルドな足まわりを組み合わせることで、圧倒的なオリジナリティを放っています。その強烈な個性に対して、はたしてどんなライディングウエアが似合うのか? そんなことを悩めるのもこのスヴァルトピレンならではでしょう。

 

構成するパーツに目を向けると、ブレーキはバイブレ、フロントフォークとリヤショックはWP、ABSユニットはボッシュといずれも名の通ったメーカーのモノばかりなので、それが安心感につながります。また、フロントフォークとリヤショックは調整機能が付いているので、乗り手の体格やライディングスタイルに合わせて、より乗りやすくすることができます。またシフトアップ&ダウンいずれもクラッチを操作することなく、シフトペダルのみでできるイージーさが、走りに集中させてくれることでしょう。そう、その高いオリジナリティあるスタイリングに目が行きがちですが、走る楽しさを提供してくれるパフォーマンスも注目すべきところなのです。

 

さらに、メーカー純正のカスタムパーツが充実しているので、それらを使ってよりオリジナリティを高めて、オンリーワンマシンへと進化させることができるのもスヴァルトピレンの魅力だといえるでしょう。

Husqvarna Motorcycles Svartpilen 401のディテール

Husqvarna Motorcycles Svartpilen 401の足つき&乗車ポジション

ハスクバーナモーターサイクルズ スヴァルトピレン401(2022年モデル)乗車姿勢
ハスクバーナモーターサイクルズ スヴァルトピレン401(2022年モデル)足つき
身長:155㎝/体重:46㎏
ハンドルは若干低めで幅広。前傾姿勢ぎみになるが遠く感じることはなくステップも後方にあるため、車体をホールドしやすく小柄なライダーにはなじみやすいライディングポジション。シートも見た目よりふかふかなのでオシリの疲労感も少ない。シートは幅広で足はまっすぐ下に降りず、シューズの特性にもよるが足首を伸ばしきることができず両足はあともう少し!というところ。足の入れ替えはスムーズに行なえるので不安要素は少ない。車体も軽く小柄な人にもオススメだ。

Husqvarna Motorcycles Svartpilen 401のスペック

全長×全幅×全高
-×-×-㎜
軸間距離
1,357㎜±15.5㎜
シート高
835㎜
車両重量
約152㎏(燃料を除く)
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・373㎤
最高出力
32kW(44㎰)/9,000rpm
最大トルク
37N・m(3.7㎏f・m)/7,000rpm
燃料タンク容量
約9.5ℓ
燃費
-㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=110/70-17・R=150/60-17
価格
78万7,000円(税込)

Husqvarna Motorcycles Svartpilen 401 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
ハスクバーナモーターサイクルズジャパン
電話番号
03-6380-7020
URL
https://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/

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