155cm女子ライダーの『少しは参考になるかも？』足つき＆プチインプレ“HUSQVARNA MOTORCYCLES SVARTPILEN 125”

どちらかというと小さい部類の155cmライダーによるインプレッション。小難しいことは書けないけれど、少しでも参考にしてもらえたらうれしい。

ライダースペック

身長：155cm／体重：46kg

小さいくせにシート高が高いバイクに乗りたがるバイク歴5年ライダー。最近はモタードにハマりつつあり、スーパースポーツも好き。オフロードバイクや、レトロスタイルのバイクにはめっぽううといが、少しでも愛車選びの参考になるようなインプレッションをお伝えしていきます。

まずは気になる足つきチェックとライディングポジション

 

 

シート高835mmという数値から見るに、155cmのライダーにとっては高く案の定両足は着かない。シートは全体的に細身だがしっかり削られているというわけではないので、足がやや外側に広がる印象だ。

 

ただし、車両自体が150kgを切っているので非常に軽く、足の入れ替えなどもバランスさえ取れれば難なくできるので片足しかつかない状況でも不安感はない。

 

 

ライディングポジションはアップライトだが、ハンドルはやや低めに設定されているので上半身でハンドルを押さえつけやすく、腕が突っ張ることもないので操作性は良好。

 

ハンドルの切れ角はやや小さめなのでフルロック状態でも遠く感じることもなかった。ステップ位置もやや後退気味でライダーとの一体感が高く、スポーティな走りも楽しめるのは間違いない。

125cc単気筒エンジンを搭載したスヴァルトピレンの末弟

 

ハスクバーナモーターサイクルズはスヴァルトピレン250/401と排気量の異なるモデルがラインナップしている。

 

ベースは401でフレームをはじめとする構成パーツは基本的に同じなのでぱっと見125ccには見えないボリューム感。幅広バーハンドルを装備し、大きな丸形ヘッドライトや直線的なラインのタンクなど近未来的で、ほかとは似ても似つかない独特なルックスなのもポイントだ。

 

走った感想を素直に話すと「125㏄だけど物足りなさはほとんど感じない。」というのが第一印象。

 

低速トルクの粘りが若干薄いともいわれているが、正直そこまで気になる事はなく、丁寧にクラッチミートして低速時は1速で回転数を高めに維持すれば何ら問題はない。回転数はひっぱり気味でシフトアップしていくと、1回ごとに車体が押し出されるような感覚でグイグイ進むのでキビキビとした走りが得意なのだとわかった。

 

兄弟モデルの250と異なりスポークホイールとブロックタイヤを純正で採用しており、「オンロードで走りにくい？バンクさせるのがやや不安…」と思っていたのだが実際に走ってみるとタイヤの凹凸を感じることもなければコーナリング時もバンクさせても横滑りするなどはなく不安感は幾度と感じなかった。

 

401と同じ車格であっても車両重量が軽量という点が大きく作用し、取りまわし、ライディング時すべてにおいて重さを感じず気軽に乗れるオシャレバイク。しかも任意保険のファミリーバイク特約が適用できるわけで、セカンドバイクを探している人は候補に入れない選択肢はまず無いのではないだろうか。

 

HUSQVARNA MOTORCYCLES SVARTPILEN125のスペック

全長×全幅×全高

ー×ー×ー㎜

軸間距離

1,357±15.5㎜

シート高

835㎜

車両重量

146㎏(燃料除く)

エンジン型式・排気量

水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・125㎤

最高出力

11kW(15ps)/9,500rpm

最大トルク

12N・m(1.2kgf・m)/7,500rpm

タンク容量

9.5ℓ

タイヤサイズ

F＝110/70-17・R＝150/60-17

価格

57万9,000円

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