どちらかというと小さい部類の155cmライダーによるインプレッション。小難しいことは書けないけれど、少しでも参考にしてもらえたらうれしい。
ライダースペック
身長:155cm/体重:46kg
小さいくせにシート高が高いバイクに乗りたがるバイク歴5年ライダー。最近はモタードにハマりつつあり、スーパースポーツも好き。オフロードバイクや、レトロスタイルのバイクにはめっぽううといが、少しでも愛車選びの参考になるようなインプレッションをお伝えしていきます。
バレリーナ状態でも不安なし
写真で見るとわかるように両足はツマ先ツンツン。両足を着いている時オシリの位置はシートの最前部まできている状態なので、これが一番足つきのいい状態だ。
片足であれば土踏まず手前で地面をとらえることができ、この時点ではオシリはシートの中央部のやや左寄りにセットしている。これで不安定さはまったくないし、信号待ちなどで不安になることはほぼないので、ライディング時はシートの広いところへオシリを移動させ、停止する直前にポジションを変えればOKだ。
ステップボードは若干高めで小柄なライダーからしてみると踏ん張りが効きやすく、ポジションも自然で身体のどこにも疲労感やきゅう屈さを感じさせない。ハンドルまでの距離はちょうどよくヒジは曲がり余裕があって操作性も良好だ。
見た目の可愛さだけじゃない!
150㏄単気筒エンジンを搭載しているプリマベーラ150はレトロな見た目で、蛍光色のフルフェイスヘルメットとのアンバランスさはさておき、男女問わず可愛くておしゃれなイタリアンバイクだと口をそろえていうはず。
しかも今回試乗したピクニックは特別仕様車となっており、フロントラックとリヤラックにはシートのカラーに合わせたベルトを装備し、ホワイトホイールとボディにはクラシックなナチュラルカラーを採用。予約キャンペーンで先着順にプレゼントしていたオリジナルバスケットも見事にマッチしたピクニックに行きたくなるようなデザインなのだ。加えて、かわいいオシャレなレトロバイクというだけでは終わらない。
高速道路を走ることもできる排気量でありつつ125㏄並みのコンパクトな車体で、想像以上にキビキビした走りを得意とする。
アクセルのレスポンスがよくてなめらかな加速は親しみやすい乗り味で、不快な振動もほぼ感じられず、いつの間にかスピードが出ているといった具合でパワー不足はほぼ感じない。
また前後12インチのタイヤを装備しているので、タイトなコーナーなどではクイックに曲がることができ、Uターン時などはやや切れ込みそうな雰囲気もあったが転倒しそうな感覚はなく、むしろ安定しているので不思議な乗り心地なのだ。
スピードを乗せた状態でコーナーを気持ちよく曲がることもでき、道が入り組んだ都内の細道でも積極的に入っていこうという気になり、普段バイクで行かないようなとこでもこのバイクなら行ってもいいかなと思わせてくれる。
足つきチェックでも記したように最前部は細身だが、後方にいくにつれて幅広く柔らかいのでオシリの疲労感も少なくロングツーリングにも向いている。収納スペースはハンドルの下部にあるグローブボックスやUSB給電ポートを設け、シート下トランクは16.6ℓと十分な容量を誇り1泊2日の荷物程度であれば余裕の収納力で利便性も抜群!
見た目もおしゃれで走りにも文句なし。遠出にも最適なのでセカンドバイクとしてはもちろんメインバイクとしてもおススメだ。
VESPA PRIMAVERA150 PICNICのスペック
- 全長×全幅×全高
- 1,852×680×-(㎜)
- 軸間距離
- 1,334㎜
- シート高
- 790㎜
- 車両重量
- 131㎏
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストロークOHC3バルブ単気筒・155㎤
- 最高出力
- 9.5kW(12.9㎰)/7,750rpm
- 最大トルク
- 12.8N・m(1.3㎏f・m)/6,500rpm
- 燃料タンク容量
- 7ℓ
- 燃費(WMTC)
- -㎞/ℓ
- タイヤサイズ
- F=110/70-12・R=120/70-12
- 価格
- 52万8,000円(税込)
- COLOR VARIATION
- イノチェンツァホワイト・リラックスグリーン
VESPA PRIMAVERA150 PICNIC 製品ページ
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- ピアッジオコール
- 電話番号
- 03-3453-3903
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