バイク相談室

ウエアって一着あればオールシーズン使えるの?

一年中、いつ走ってもコレさえあれば完璧というライディングウエアは残念ながら存在しない。けれど、夏の暑さも冬の寒さもそこそこガマンできるというレベルならばレイヤリングの工夫によって実現できるかもしれない。

最近ではベンチレーションを各部に設けつつ、内側に着脱式のインナーを備えた3シーズンジャケットがスタンダードになりつつある。大きく分けると、夏の暑さ対策を重視したモノと冬の寒さ対策を重視したモノとの2種類に分けられるけれど、なかには防水透湿素材などを使用しつつ、多数のベンチレーションや2重の着脱式インナーを備えていてオールシーズン使えることをうたっているジャケットもあって、そういうモノは値段は張るけれども一年中使えるウエアと言えるかも。

ただ、やっぱり専用品には快適性という点で一歩劣るというのも事実。真夏にはメッシュジャケットが一番快適だし、真冬には中綿がたっぷり入ったジャケットが一番快適だから。

レイヤリングでオールシーズン快適に!?

でも、まずは手持ちの3シーズンジャケットを活用しつつ、内側に何を着るかというレイヤリングを工夫することで、春夏秋冬をある程度快適に過ごすこともできるハズ。真夏であれば、ベンチレーション機能を活用しつつ吸湿速乾素材のアンダーウエアを着れば走っている間は暑くて死んでしまいそうになるってことはないハズ。真冬であれば、防風インナーを付けたうえで、中に電熱ベストやダウン、防寒用アンダーウエアなどを着込めばなんとかなるかも。

真冬のレイヤリングではアウターとインナーの中に、いかに多くの空気(デッドエア)を取り込めるかがポイントとなる。アウター・インナー・アンダーの3層構造を基本に、ネックウォーマーや腹巻などを足していくのがオススメ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

レディスバイクの最新の情報をお届けします