女性ライダー限定 一眼レフ・ミラーレスカメラのワークショップ開催

 

ツーリング先での思い出のシーンを手軽に残すには、今やスマートフォンが最強アイテム。撮ったその場でSNSにアップして、ライダー仲間に今の自分を見てもらい、イイネ！ももらう。今自分が何をしているのか、あの日どこで何を食べたかを記録するにはこれ以上便利なアイテムはないかもしれないが、実は今その記録を本来の写真としてよりよく残すために一眼レフカメラにチャレンジしている、女子ライダーたちが急増中、なのだけど…。

 

 

今時のスマートフォンは、ほぼ見たまんまの画像が写し出されるすぐれモノ。それにひきかえ一眼レフできれいな写真を撮ろうとすると、それなりの技術がないと思ったような写真が撮れないという現実に直面している。そんな声をまさにSNSで目にする昨今、ならばと、充実のライディングウエアを店舗内に取りそろえる注目のバイク用品店“モトスタイル東京”とレース写真やバイク雑誌、バイクのスタジオ撮影で活躍する“モトジェニック！”の尾越哲郎カメラマンがタッグを組んで、悩めるカメラ女子ライダーに向けて、一眼レフワークショップを6月に開催した。

 

 

天候に左右されるバイクとカメラ。当日は少なからずその影響を受けてしまうも、ライダーたちがモトスタイル東京に愛車とともに集合。まずはどのライダーも道中汚れてしまったバイクを、少しでもきれいにと、手持ちのウエスで磨き上げる。バイク愛を感じるそんな光景こそが、まさにシャッターチャンス！

ワークショップのプログラムは、カメラの設定からスタート。ほとんどがオート機能を使って撮影をしている参加者に、“絞り優先モード”に切り替えてもらい、絞りを開放に設定。開放で撮影することによっての効果は一目瞭然。バイクにピントが合えば、その前後に写り込んだモノがボケてよりバイクが強調され、明るく透明感のある写真に仕上がる。次に教わる“露出補正”は写真の明るさを変えるために行なう、重要なテクニック。標準からプラス補正マイナス補正で気に入った写真を作り出す。そして最後に“フォーカスロック”。ようはピントの合わせ方を身につけて、渾身の一枚が生み出されるという手順で行なわれたワークショップ。それぞれの項目ごとに撮影した写真をチェックしてもらうので、わからないこともその場でクリア。撮るごとにレベルアップできるので、楽しさ倍増。笑顔の参加者にフォーカスロック！

実際はこんな感じでした

 

第1回として開催された今回の一眼レフのワークショプ。カメラを始めたバイク乗り、とくに女性ライダーのお悩み解消に力を入れているモトスタイル東京ならではの試み。というのも、ほぼ女性スタップで構成されている同店。接客や心配りは、ライダー、とくにまだバイクに慣れていない女性たちが安心して訪れることのできるスポット的存在を目指している。第2回の一眼ワークショップはもちろんのこと、今後もライダーが気軽に集まれるイベントやワークショップの開催に大いに期待！