バイク相談室

バイクって洗車してもいいの?

もちろんok!だけど、気を付けたい部分もある

せっかくのお気に入りの愛車なのだから、いつもピカピカの状態で乗ってあげたいもの。だけど、バイクは精密機械。水をかけてもいいものかどうか、悩む人がいるかもしれない。

 

結論から言うと、洗車のときにバイクに水をかけてしまってもまったく問題はない。もともと、バイクは雨の中でも走れるように作られているので、基本的には洗車で濡れる程度ならば大丈夫。

 

ただ、雨中走行ではありえないような、たとえばホースを使ってバイクの下方向から勢いよく水をかけたり、高圧洗車機のようなものすごく高い水圧に耐えるようにはできていない。バイクに水をかけるなら、ホースやバケツを使ってバイクの上から流す程度にするとよい。

 

さらに、例外として水をかけるときに気を付けたい部分がいくつかある。それはキーシリンダー(鍵穴)とマフラーの排気口、ライト・メーターなど電装部品の3ヶ所だ。その理由と対処法を以下にまとめるので、洗車前には一度確認してみて。

キーシリンダー(鍵穴)

キーシリンダーとはエンジンをかけるときに、カギを差し込む鍵穴部分のこと。一応シャッターが付いている場合が多いけれど、それでも内部に水が入りやすい。水が浸入すると、どうしても内部がサビてしまうので、この部分に勢いよく水をかけるのはやめた方がよい。もし心配なら、洗車の時だけ一時的にガムテープでふさいでおくのも手だ。

排気口

排気口とは、マフラーと呼ばれるパイプ状の部品の先にある穴のこと。エンジンからの排気ガスが吹き出す部分といえばわかりやすいかもしれない。この排気口は、バイクの進行方向に対して後ろ向きに口が開いているし、走行中はエンジンからの排気ガスが勢いよく出ているため雨が入り込むこともないが、洗車中に水が入るとマフラーやマフラーにつながっているパイプ(エキゾーストパイプ)内部のサビにつながってしまう。

 

それに、排気口はエンジン内部に直接通じている部分でもある。バイクの心臓とも言うべきエンジンの内部に、万が一水が入るようなことがあると、エンジンがサビてしまうだけでなく、二度とエンジンがかからなくなる怖れもある。排気口から水が入らないよう、洗車中は一時的にガムテープを貼ったり、雑巾などを詰めておくなどして排気口を塞いでおくといい。

ライト・メーターまわり

ライトやメーター、スイッチボックス周辺などの電気で動いている電装部品は、基本的に水に濡れても大丈夫なのだけれど、あまり勢いよく水をかけたりしない方が無難。とくに、バイクによってはライトの下部などに水抜き用、あるいは配線などの出口となる穴が開いていることもあり、ホースなどを使って下から上に向かって水をかけられることは想定していない場合もある。上からやさしく流す程度にしておこう。

高圧洗車機について

ものすごい勢いで水を放出して、その水勢で汚れを落とす「高圧洗車機」は自動車の洗車などでは非常に便利だが、エンジンなどの構造物がむき出しのバイクにとっては勢いが強すぎる。とくに、ステムベアリングをはじめとする内部が油脂で満たされている部品のはめ合わせ部分など、吹き付ける部分によっては内部に水が浸入したり、ラジエターの目が水圧に負けて変形したりといった悪い影響をおよぼすこともあるため、あまりオススメできない。もしどうしても使用したい場合は、吹き付ける箇所によく注意しよう。

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