イベントレポート

未来のトップライダーたちが挑む登竜門!2019MFJモトクロス全国大会開催レポート

 

全国から集まった精鋭たちが一同に会す

年に一度開催されているMFJモトクロス全国大会。今年は昨年と同じ会場となる宮城県・スポーツランドSUGOにて、8月4日に開催された。

 

この全国大会は国内ライセンスとなるNA/NBを持つライダーが対象で、開催されるNA/NB選抜クラスで優勝すると2階級特進の資格が与えられる。そのため、たとえば国内B(NB)級でも優勝すると翌年にはインターナショナルB(IB)級となり、全日本モトクロス選手権のIB‐OPENクラスに参戦することも可能だ。また、同大会はトップライダーへの登竜門的大会にもなっており、現在全日本や海外で活躍している選手たちもこのモトクロス全国大会出身者が多い。

 

当日は霧雨が降る天候となったが、全国から選抜された約100人のモトクロスライダーたちが集結。多くは十代の若者たちで、練習走行と予選を経て午後に決勝が開催された。選抜NA OPEN、選抜NB OPEN、ジュニアクロス、そして承認クラスとなるオープン65とチャイルドクロスの6クラスとも、スタートからゴールまで熱戦を繰り広げたが、とくにNA/NB/ジュニアクロスはレベルが高いレースを見せていたのが印象的だった。NAクラスではFIMワールドジュニアモトクロスチャンピオンシップへの出場経験がある米田海斗選手、NBクラスは伊藤 晃選手、朝の練習走行から好調な走りを見せていたジュニアクロスの柳瀬大河選手が2ヒートとも勝利し、それぞれ総合優勝をかざった。

 

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