ロードスタータイプとなる第3弾は幅広いシーンで楽しめそう
普通二輪免許で乗れるアンダー400㏄クラスへ一昨年より積極的にニューモデルを投入しているロイヤルエンフィールド。その3台めとなるハンター350がデビューしました。今回はロードスタータイプです。
ROYAL ENFIELD 広報さんのオススメポイント
- ロイヤルエンフィールドのラインナップ中一番身近な価格。幅広い6色のカラーバリエーション展開でお気に入りを見付けてください。
- 普通二輪免許(MT)で運転できるコンパクトで取りまわしのよい車体は都会の混雑したトラフィックでもスムーズに走行できます。
- 誰にでもわかりやすく親しみを感じるシンプルなデザイン。ライダー必須のUSBポートも装備しています。
HUNTER350 のスタイリング
カタチと性能のバランスがとてもよさげな印象
そのクラシカルなたたずまいが女性にも人気となっているクラシック350。数少ないアンダー400ccクラスのクルーザーとして注目度が上がっているメテオ350。いずれもインドのロイヤルエンフィールドが手がけた普通二輪免許で乗れる車両です。それら2台とプラットフォームを共有するニューモデルが、このハンター350なのです。さっそく車両の紹介に移ろうかと思ったのですが、その前にメーカーであるロイヤルエンフィールドについて触れさせてください。
最近日本国内でも知名度が上がってきている印象はあるのですが、まだまだ知らない人も多いロイヤルエンフィールド。その起業はとても古く、なんと1891年のこと。場所はイギリスでした。同社が最初のバイクを製造したのは1901年、日本が明治時代のことです。じつは世界最古のバイクブランドといわれていて、長い歴史のあるメーカーなのです。現在はインドに拠点があり、2017年にはイギリスに研究開発や長期戦略の立案を行なう部門がオープンするなど、グローバルな活動をしています。これまでにさまざまなモデルを世に送り出し、その特徴の一つは昔ながらのオーソドックスなモデルを得意としていることです。近年はさまざまなカテゴリーにニューモデルを次々と投入している元気なメーカーということも覚えておいてほしいです。
ここからは実際の車両を見ていきましょう。スタイリングは、前後に17インチホイールを履いたいわゆるロードスタータイプです。先に述べたようにクラシック350&メテオ350と同じプラットフォームを採用していることから考えると、よくここまで差異を出せたなと感心してしまいます。逆にこういったことができるからこそメーカーとしての勢いがあるのかもしれません。
空冷単気筒エンジンは、すでに販売されている2機種と同じモノなので、ブランニューモデルながら安心感があります。そのことはほかのパーツにもいえますが、バイブレ製のブレーキパーツなど定評のあるメーカーのモノを採用していることも、信頼性を高めているといえるでしょう。
シンプルなバイクらしいスタイリングは、ライディングポジションの自由度も高く、フラットで広めの座面からは荷物の積載性もよさそうなことがわかります。それゆえ街中からロングツーリングの相棒まで、幅広い用途に対応してくれることでしょう。また、メーカー自体が純正アクセサリーパーツの開発にも積極的なので、既存の350シリーズ向けパーツが使えるでしょうし、今後ハンター用のパーツがラインナップされて用途に合わせたカスタマイズもしやすくなるはずです。
今回、ハンターが加わったことで350シリーズの注目度が高まることは間違いありません。そして、そのことによりロイヤルエンフィールドというブランドはさらに日本国内に浸透していくことでしょう。
HUNTER350 のディテール
HUNTER350 の足つき&乗車ポジション
HUNTER350 のスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,100×800×1,055(㎜)
- 軸間距離
- −㎜
- シート高
- 790㎜
- 車両重量
- 181㎏
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒・349㎤
- 最高出力
- 14.9kW(20㎰)/6,100rpm
- 最大トルク
- 27N・m(2.7kgf・m)/4,000rpm
- 燃料タンク容量
- 13L
- 燃費(WMTC)
- −㎞/L
- タイヤサイズ
- F=110/70-17・R=140/70-17
- 価格
- 65万7,800円(ダッパーシリーズ)・66万4,400円(レブルシリーズ)
カラーバリエーション
CONTACT
- 問い合わせ先
- ピーシーアイ
- URL
- http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp