トピックス

テールカウルが小さくても積載力がアップ! スーパースポーツにも適合するタナックスの新型サイドバッグ登場

TANAX カービングシェルケース

テンションベルトの採用でフェンダーレスモデルにも対応

近年のスポーツモデルはとにかくリヤカウルが小型化している。スーパースポーツはそれが顕著だが、それだけにスーパースポーツには荷物がほとんど積載できない、サイドバッグなども装着が困難、という認識の人も多いだろう。

 

じつは今までは確かにそのとおりだったのだが、このたびタナックスが開発した”カービングシェルケース”は、そのスーパースポーツでもサイドバッグを装着できるようになったのがトピックスだ。

さて、ではなぜ今まではスーパースポーツにサイドバッグを取り付けるのが困難だったのか。最大の理由はやはりテールカウルの小型化だ。近年のスポーツモデルは、後ろに向かって細くなるテーパー形状のテールカウルを採用しているケースが多い。そんなテールカウル形状だとサイドバックの後ろ側が余ってテールランプを隠してしまう車種もあった。そこで同製品はバッグ内側をカウルに即した形状を採用しつつ、テールランプが隠れないよう車体後方側にスペースを設けているのだ。

TANAX カービングシェルケース リヤビュー

また、タンデムシートに取り付ける同社イージーベーススリムにより、強固な取り付けが可能となったとのこと。

 

そして通常は車体後方に固定ベルトを引っ張って車体と固定していたため、バッグが後ろ側に引っ張られてテールランプを隠してしまう状態に対しては、コネクションベルトの採用で解消。ベルトによる固定が可能になったので、リヤカウルにフェンダーがない、たとえばKATANAやヨーロッパ車でもサイドバッグの取り付けができるのも大きい。

TANAX カービングシェルケース CBR250RR装着例
TANAX カービングシェルケース KATANA装着例
TANAX カービングシェルケース ADV150装着例
装着例はそれぞれCBR250RR、KATANA、ADV150。従来ならサイドバックを取り付けるという選択肢がそもそも存在しないようなモデルでも装着可能になり、キャンプなどを快適に過ごせるようになるのだ

取り付け後のトップ部分はフラットな形状になるので、さらに大型バッグの積載も可能だ。固定用にDリングを片側3つずつ装備するので、ツーリングネットなども使いやすい。

 

容量は片側16ℓで合計32ℓ。本体はポリカーボネイトと生地のハイブリット設計となり、ハードケース以上の頑丈さと車体との一体感演出に寄与するとのこと。またハンドグリップを装備するので、取り外しての持ち運びもしやすくしている。防水インナーポーチも付属。発売時期は10月21日を予定している。

TANAX カービングシェルケースとキャンピングシートバッグ2の同時装着例
タナックスのキャンピングシートバッグ2と同時装着した見本。最大容量75ℓの大型バッグと併用すれば、実に100ℓ以上の容量確保! 日本一周だって行けちゃうかも!?
カラーバリエーション
製品情報
製品名 カービングシェルケース
品番 MFK-271 MFK-272 MFK-273
カラー ブラック カーボン柄 ヘアラインシルバー
価格 3万7,400円(税込)
発売時期 2020年10月21日
サイズ 290(H)×495(W)×250(D)㎜
容量 32ℓ(片側16ℓ)
最大積載重量 5.0㎏(片側2.5㎏)

カービングシェルケース 製品詳細ページ

CONTACT

問い合わせ先
タナックス
電話番号
04-7150-2450
URL
https://www.tanax.co.jp

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