トピックス

ホンダが海外モデルに新型レブル1100を発表!アメリカでは来年1月発売

ホンダ レブル1100 走行イメージ

先進技術を投入しながらDCT仕様で9,999ドルと破格値での提供!

ホンダは11月24日(日本時間11月25日)、アメリカとヨーロッパで新型モデル、レブル1100を発表した。このレブル1100はヨーロッパではCMX1100 REBELと呼ばれ、アメリカではREBEL 1100が正式名称となるが、本記事内では便宜上、カナ表記のレブル1100で統一する。

 

エンジンはCRF1100Lアフリカツインの水冷OHC4バルブ 並列2気筒エンジンの再調整版となり、アフリカツインよりパルス感を強調されつつも高回転域ではスムーズなフィーリングを追求。最高出力は64kW(87ps)、最大トルクは98N・m(9.99kgf・m)だ。アフリカツイン同様にMT仕様と自動シフトチェンジを行なうデュアルクラッチトランスミッション(DCT)仕様の2タイプが用意。DCTは自動シフトだけではなくボタン操作により手動モードを選択してのギヤ変更もできるとのこと。

 

スロットルバイワイヤを介して機能するライディングモードはスタンダード、スポーツ、レインの3モードを搭載し、任意に切り替え可能。ライディングモードによるパワーコントロール、ウイリーコントロールを含む選択可能なトルクコントロール、エンジンブレーキコントロール、DCTはバランスの取れた設定とすることで、異なるライディング体験をライダーに提供できるとしている。

 

車体はのんびりとしたクルーズのための設計となっているが、曲がりくねった道が現れたときにエキサイティングなライディング体験が得られるよう、直進安定性とニュートラルなハンドリングの両方を実現するためのジオメトリ設定が追求されている。シート高は27.5インチ(=698.5㎜。ヨーロッパ仕様車の解説だと700㎜)と低めの設定ながら、エンジンサイズは35度のバンク角に対応できるため、ほとんどのクルーザーモデルよりもコーナリングを軽快にこなせるとしている。フロントフォークはカートリッジ式のφ43㎜タイプで、リヤはピギーバッグリザーバーを備えたショーワ製ツインショックという構成だ。フロントブレーキには軽快なコーナリングを支えるべくフローティングローターとモノブロックタイプの対向4ポットラジアルキャリパーとした。ABSは標準装備だ。これらを備えた総重量は509ポンド(約230㎏)に抑えている。

 

アメリカでは2021年1月から発売を開始。カラーリングはメタリックブラックとボルドーレッドメタリックを設定。価格はDCT仕様が9,999ドル(1ドル=104円換算で約104万4,430円)、MT仕様は9,299ドル(約97万1,313円)。昨今のビッグバイクとしては破格値と言えるだろう。

 

なおヨーロッパ仕様だとカラーリングの名称が一部異なり、ガンメタルブラックメタリックとボルドーレッドメタリックの設定となる。ヨーロッパ(ユーロ)での価格設定は未発表。

 

 

ホンダ レブル1100 タンデム走行イメージ
カスタムシーンでクルーザーの人気は高い。その人気を反映して、純正アクセサリー類もビキニカウルやシート、サイドバッグ、フロントフェンダーなど各種が用意されている

 

※写真はすべてヨーロッパ仕様

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

レディスバイクの最新の情報をお届けします