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[EICMA2022] ホンダはEICMA2022にニューモデルXL750 TRANSALPやEM1 e:、CL500などを出展

EICMA2022ホンダ出展情報_メイン

 

ホンダはイタリア・ミラノで11月10日から13日にかけて開催されるミラノショー(EICMA)に出展するヨーロッパ向け2023年モデルのラインナップを発表した。発表されたのはXL750 TRANSALP、CL500、CMX1100T Rebel、FORZA125/350、MSX Grom、電動バイクのEM1 e:で、このうちXL750 TRANSALP、CL500(日本では「CL500」および「CL250」)、CMX1100T Rebel(日本では「Rebel 1100 T」)として日本国内での販売も予定されている。

 

XL750 TRANSALP

 

XL750 TRANSALPは、市街地から高速道路、峠道から未舗装路まで、オールラウンドで、雄大なスケールのロングツーリングを快適に楽しめることを目指して開発されたモデル。「日常短距離での扱いやすさと、休日の長距離、高速走行時の快適性の両立」、「舗装路での軽快性と未舗装路の走破性の両立」、「冒険心を掻き立てる豊富で充実した装備」を高い次元でバランスさせることを追求しているのが特徴だ。

 

そういった要素をバランスさせるため、親しみやすく頼れるタフなデザインをスタイリングコンセプトとし、TRANSALPらしさを感じさせ、冒険心を掻き立てるアドベンチャースタイルを構築。

 

また、防風性能(ウインドプロテクション)と空力性能を高次元でバランスさせた高速道路での快適性を追求した大型フェアリングを採用している。

 

エンジンは先だって発表された「CB750 HORNET」と共通の完全新設計の755cc・270度クランク直列2気筒エンジンとなる。常用域では扱いやすく、高回転域ではパワフルな特性を目指した諸元で設定されている。それを実現させるために、CRF450RやCRF1100Lなどで実績のある軽量コンパクトなユニカム方式の動弁系、ダウンドラフトエアインテークと、車体左右に配置した新採用の渦ダクト(Vortex Air Flow Duct)で低中速領域の吸入効率を向上させ、力強いトルクフィーリングを追求した。

 

さらに、さまざまなシチュエーションで安心と楽しさを提供するために、スロットルバイワイヤシステム(TBW)を採用。パワー、Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)、ABS、エンジンブレーキのレベルを切り替えられる5つのライディングモードを搭載している。

 

車体まわりは、構造やレイアウトの最適化が行なわれた軽量なスチール製ダイヤモンドフレームを採用。軽快で扱いやすく快適で安定したハンドリングを追求している。

 

またニュートラルなハンドリングとオフロードでの走破性を実現するために、フロントはショーワ(日立Astemo)φ43mmSFF-CATMストローク200mm倒立フロントフォークを、リヤにはプロリンクサスペンションとハイブリット構造のアルミスイングアームを装備する。

 

21インチのフロントホイールと18インチのリアホイールの組み合わせにより、オンロードでもオフロードでも多用途に使用しやすいのも特徴だ。

 

電子装備類も充実。5インチTFTカラーディスプレイ、AndroidおよびiOSデバイスに対応したHondaスマートフォンボイスコントロールシステム(HSVCS)、車線変更時や右左折終了後に自動的にウインカー作動を停止させるオートウインカーキャンセル、急制動をいち早く後続車に伝える機能であるエマージェンシーストップシグナルなど、豊富な装備が採用されている。

 

 

EM1 e:

 

EM1 e:は、ホンダが初めてヨーロッパで販売する電動二輪車であるとともに、ホンダが2025年までに全世界で10車種以上を投入することを発表して以来、初めて投入される電動二輪車となる。

 

街中での走行や通学・通勤を、効率よく、静かに、クリーンに走るEM1 e:は、現代のニーズやライフスタイルに最適で、若者向けのスクーターと位置付けられている。

 

最高速度45km/h、1回の充電で40km以上の航続距離(※WMTCモード ホンダ調べ)を発揮するが、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を1個採用しており、充電済みのモバイルパワーパックに交換することで、充電されるのを待つことなく走行が可能になっている。

 

 

CL500

 

CL500は、モダンなイメージを持たせたスクランブラースタイルを採用したモデルとなる。他人とは違う自分らしさを表現したいライダーに向けて開発されており、あらゆるライフスタイルに自然に溶け込み、毎日の通勤から、週末のロングライド、フラットなオフロード走行までこなすことを目指している。

 

CL500の心臓部には、近年ヨーロッパでもっとも人気の高い「CMX500 Rebel」同様、471cc・並列2気筒エンジンを搭載し、34.3kWの出力と43.4Nmのトルクを発生させる。CL500専用のECU設定や、ショートに設定した最終ギヤ比とすることで、1速から6速までシャープでレスポンスの高い加速を追求した。

 

フレームには、CLシリーズの力強いスタイリングを表現するためにシンプルで力強いパイプワークとループ形状の後端を採用。またフレーム全体の剛性と重量バランスを最適化し、共振を軽減することで高い走行安定性に貢献させている。

 

足まわりはというと、フロントにはストロークに余裕を持たせた41mmフロントテレスコピックフォークを、リヤにはプリロード調整可能なショックアブソーバーを採用するとともに、フロント19インチ・リヤ17インチのブロックパターンイメージのタイヤを標準装備している。

 

 

CMX1100T Rebel

 

ツーリング・バージョンのCMX1100T Rebelが新設定。車体色にはガンメタルブラックメタリックを採用。ワイドでエアロダイナミックなフロントハーフカウルと、スタンダードモデルより荷物を積むことができるサドルバッグにより、さらに長距離を走るシーンで本領を発揮するモデルと位置付けられている。外観上の特徴でもあるフォークマウントのハーフカウルはスタイリッシュで刺激的なデザインでありながら、スクリーンにより効率的に風の巻き込みを低減する機能パーツとなっている。リヤのカバーヒンジ付きサドルバッグ(右:16L、左:19L)も、車体に馴染むようデザインされた。

 

フォルツァ125/350

 

2023年モデルのフォルツァ125とフォルツァ350はフロントカウルのデザインを一新。塊感・ダイナミックさを高めるデザインとしたことで、より洗練され、さらに一層エネルギッシュでプレミアムな印象をもたらすことを意識している。

 

また、フォルツァ750にインスパイアされたフロントの灯火器は、より個性的なフェイスを演出。フロントホイールからミラーまで流れる細くデリケートなラインとし、一層個性を引き立たせる効果を期待している。

 

 

MSX Grom

こちらは写真がないが、コンパクトなMSX Gromの2023年モデルは、スプレンデッドブルーとマットディムグレーメタリックの2色を追加。ゴールドカラーのホイールと、CRF1100L Africa Twinにインスパイアされたビッグロゴも、スペシャル感を演出。クールなスタイリング、クイック脱着ボディパネル、LCDメーターパネル、空冷エンジンと5速ギヤボックスを備えたMSX Gromは、2023年もヨーロッパで継続販売となる。

 

これら以外にも会場ではさまざまなモデルの展示が確認できたが、詳細が確認次第、追って紹介していきたい。

 

EICMA

 

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

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